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Veronika Klimplová

ヴェロニカ・クリンプロヴァ

Professional Softball Player

プラハの大学に通いながらチェコ代表選手としてソフトボールで活躍されているVeronikaさん。SK Joudrs Prahaというチェコ国内のチームやチェコ代表チームでプレーされていて、2019年にオリンピック参加資格を得た際にもチームに大きく貢献しました。アメリカのフロリダでの留学などを経験し、世界で活躍する彼女のアスリートライフと大学生活や、試合で日本を訪れたときのお話などをうかがってきました。

プラハの真ん中で

情報学を学ぶ大学生

大学のキャンパスはプラハ駅から歩いて10分くらいのところにあります。専攻は情報統計学で、データ分析やその活用法などに興味があります。でも学んでいる範囲はもっと広く、データの集め方や効率的な戦略も学んでいます。

企業の経営戦略や事業企画を考える際の前提となるデータを集めて、分析することとかをやってみたいです。

最近はデータベースを用いてプログラミングを勉強したりもしています。

今まで、ソフトボールが中心の生活をしてきましたが、自分のキャリアを確立していきたいと考えて2年前から大学でこの分野での勉強もしています。

ソフトボールの試合で

日本に行ってみて感じたこと

日本での試合では色々なことが印象に残っています。スタッフの方達はとても親切で、設備なども整っていたため何も不自由することのなかったのをよく覚えています。

試合が終わるまでの数日間は健康面のリスクを考え、外食はできませんでした。でもその後2日間東京を観光することができ、そのとき食べたうどんがとっても美味しかったです。

電車の乗り換えなんかが複雑でよく道に迷ってしまったけれど、街ゆく人に声をかけると誰もがとても親切に道を教えてくれました。

東京はとても人が多いけれど、それだけ多い人口を抱える組織としてしっかり整っているという印象を受けました。

また日本に行くことが出来たら、東京にもう少し長めに滞在したり、京都で観光したりしてみたいです。

BRAASIとの意外な接点

友達の家族がBRAASIの創設者と知り合いで、BRAASIのことは6年前から知っています。その友達がバックパックを使っているのを見て、そのデザインに一目惚れしました。

彼氏もBRAASIのことを同じような感じで知っていて、2年くらい彼氏のバックパックをよく借りてました。

そのうちパンデミックが収束に向かう過程でキャンパスでの授業が始まることになり、自分用にも欲しくなりました。

ちなみに彼氏はもう同じバックパックを7年も使っています。7年も使っているのに綻びたり修理が必要になったりしないなんて驚きですよね。

どのデザインも好きで、なかなか一つに決められませんでした。結局NOIRを彼氏から去年クリスマスプレゼントにもらったんです。

最近は一つのものを大切に長く支えるようなサステナブルな生活を心がけています。だから、高いデザイン性と耐久性を備えたBRAASIをとっても気に入っています。

平日は通学用に、

週末はサイズを大きくして

学校があるときはパソコンにそれ以外のものを少し入れるだけでいいので、上の部分をくるくる巻いて最低限の大きさで使っています。

でも週末はブルノとプラハを行き来したりをよくするので、たくさんものを入れます。自分で大きさを調整して、その日の予定にぴったりとはまってくれるところが大好きです。

ここに行くときはこれ、といったように場面に応じて荷物を入れるものをいちいち変えるのはちょっとめんどくさいけど、NOIRのシンプルさとサイズならこれ一つでどこでも行けちゃいます。海外旅行が好きで、ニューヨークとアムステルダムが特に良かったです。最近は試合でカナダのバンクーバーに行きましたが、そこもすごく楽しかったです。

世界を飛び回る過程で

ミニマルでシンプルなものが好きに

ソフトボールのための留学でノースフロリダ大学に2年ほど所属していました。

それに加えて、ソフトボールの試合でこれまでに行った国はスペイン、イタリア、ポーランド、ドイツ、アメリカ、カナダ、そして日本。

どこにいても選手としてやるべきことは同じなので、試合でのパフォーマンスを最高のものにできるように目の前のことだけに集中することを心がけています。

シンプルなアイテムを身につけていると、どこの国にいてもありのままで自分らしくいられるような気がします。

ソフトボールも大学も

自分の意思を貫き通したい

これまでの私の人生は、ソフトボールなしでは語れません。この14年間で多くの人と出会い、人として成長し、様々な舞台でプレーができたけれど、目標はまだ達成できていません。まだまだ高みを目指していきたいです。

その一方で、ソフトボールだけで生きていくことにも不安を感じているのも事実です。だから大学にも通っています。アルバイトやインターンにも興味があります。旅行で行きたい場所もたくさんあります。忙しい大学生活の中でもソフトボールとも妥協しないでしっかり向き合って、その結果将来の選択肢を増やすことができたら一番いいのかなと思います。

自分の可能性を信じて、理想の結果を追い求めていきます。

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PROFILE

Veronika Klimplová​(ヴェロニカ・クリンプロヴァ)

1998年生まれ。高校卒業後ソフトボールのためにフロリダへ2年間留学。その後プラハの大学に入学し、現在も大学に通いながらソフトボール選手として活躍中。