BRAASI INDUSTRY(ブラァシィインダストリー)が
誕生したのはチェコの首都・プラハ。
日本ではあまり馴染みのない地名かも知れないが、
ここは中央ヨーロッパ最古の都市であり、
街全体が世界遺産に指定されている建築と文化の都だ。
そんなプラハを拠点に、インテリアから都市計画まで、
幅広いデザインワークを手がける2人の若き建築家がいた。
それがBRAASI INDUSTRYの生みの親、SimonとEliskaだ。
2人は学生時代からの自転車好き。
どこへ行くにも自転車は欠かせない存在となっていた。
ところが、2人にはある「悩み」があった。
それは、自分たちが「本当にほしい」と思える
カバンに出会えなかったこと。
自転車を愛する者であればきっとわかるだろう。
軽快に荷物を運べるカバンが、
自転車生活に必要不可欠なものであることを。
だから2人は、自分たちが「本当にほしい」と
思えるバックパックをつくろうと考えたのだ。